実績

イベント出展

全国都市緑化フェア―
「グリーン博みやざき’99」(1999年)


作品名「萌ゆる壁」 
宮崎県知事賞、日本建設業協会会長賞 受賞
   
受賞隣地や道路との境界が植物を中心に構成されればもっと街並みが潤うのでは。かねてより人工的で殺風景なブロック塀を『呼吸する壁』にしたいと思っていました。この作品は、地下工事の際の『土留め』から発想しました。地下を掘り下げるために松の板で土留めを施しますが、その板の間から花が見えればきれいかなと思ったのが始まりです。裏側は片柱だけのパーゴラ。これもつるものの植物をはわせるのが常道ですがあえて新緑の美しい雑木を使いました。『パーゴラに植物が絡みつく』のではなく『植物にパーゴラがくっついている』というイメージを表現できればと思いました。植物はしだいに成長し、パーゴラと融合してパーゴラの形をした木へと進化する。そしてその下に佇む人々を南国の強い日差しから優しく守ってくれるでしょう。春には新芽が萌え、色鮮やかな花が咲き乱れる。夏には緑が繁茂し。秋には燃えるように色づく。やがて冬が来て寂しく枯れてゆく。日本の四季の移ろいを見届けることができる壁である。  

国際バラとガーデニングショー(1999年)


作品名「つつまれて」
ガーデニング部門入賞 受賞
 
大人はもとより子供たちに入ってもらい、土の”におい”や麦の根のはり方、自分達は自然の色々なものに”つつまれている”という感覚を感じてもらいたいという気持ちで創りました。
もちろん、これがそのまま今の庭にもって行くことは出来ませんが、せっかくのショーなんですから、概念みたいなものが伝われば、それで満足でした。
 
創作意図
かねがね、植木鉢の中に入ったらどんな感じだろうと思っていました。大地の体温や植物の生命力を肌で感じることができ、また、外観も鑑賞の価値があるものを創りたいと思いました。

世界らん展(2000年)


 
作品名「最後の砦」
入賞 受賞

楽園は常に美しく、華やかである。だが、そこに溢れ咲く花たちは、無言のままに進化を続けてきた。人の世は、大切なものを失いながら流れている。時代に抗い、普遍の美しさを後世に受け継がせるために蘭が最後の砦を築く。

日比谷公園ガーデンショー(2013年)


作品名「復活 植物からのエール」 
銀賞 受賞  
   
背後の間知石も一部崩れ、レールだけが取り残されている風景。まさに荒涼としている。しかし今、植物がわれ先にと復活を始め、芽を吹き、根を張る。当たり前のように繁茂して、頭を垂れた人間にエールを贈る。かつて、栄華を誇る武士たちは、故郷の美しい海の風景を模して回遊式の庭園に小島を配し、その景色を眺めては望郷の念を抱いていたという。癒しの庭、質実剛健な庭、庭にはその数だけ想いがある。植物の生命力を復興への想いに重ねて、この庭を創りました。

地域ブランド『むさしのプレミアム』


 
認定作品名「井の鉢」
 
井の頭の「井」をモチーフに作った鉢です。サラシ竹と真竹を組み合わせて作成しました。井の頭の中心に緑を配し、永遠の平和を願って作成しました。

第一回全日本渋谷公園通り
ガーデニングコンテスト(2017年) 


 
作品名「小川の記憶」
実行委員長賞 受賞
 
誰もが口ずさんだ日本の唱歌「春の小川」は、かつて渋谷区周辺を流れていた宇田川の支流の田園風景がモデルとされている。渋谷の小川は、時代の流れと共に暗渠化していった。想像もつかない発展を遂げた渋谷の原風景に思いを馳せ、渋谷を流れる小川の風景を再現した。 土手の中を覗いてみてください。発展の象徴であるレールが見え隠れし、過去と現在が交差する。この平和な風景が幾銭年も「さらさら」と続くように願いを込めて、この庭を作った。
 

2018渋谷公園通り
国際ガーデニングコンテスト(2018年)


 
作品名「萌ゆる壁~Life~」
 
年月を経た石壁が、緑で萌えてゆくストーリーを描いた。
まるで人が生まれ、喜びや悲しみを繰り返し大きくなり円熟するように。そして衰え、最後はGRANDOとなる。
石組みと植物に人生をオーバーラップさせてみた。

メンテナンス

笹隈造園の日々の業務の中心は、お庭のメンテナンス。

お寺やマンション、個人邸を中心に数多くのメンテナンスを実施しております。
ただ単に大きい木を小さくするのではなく、木によってはもう少し大きくした方がバランスが良い時や、時には思い切って小さくした方が良い時など、季節や、木の生長、バランスを考えてメンテナンスしております。

もちろんお見積させて頂いてからの施工なので、小さい庭から大きい庭までお気軽にお尋ね下さい。

レッドロビン刈り込み工事

Before
 
After
 
 

クス剪定工事

Before
 
After